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2017.12.31

亀裂が自分で修復するセラミック?

今年も今日で終わりになります。
次回の診察は年明けの4日からになりますのでよろしくお願いします。
さて、横浜国立大学が亀裂を自分で修復するセラミックを開発したようです。
セラミックは軽くて熱に強い物質でいろいろなものに応用できるのですがもろいという弱点がありエンジンなどには使われませんでした。
今回、酸化アルミニウムで作ったセラミックに炭化ケイ素を添加すると、高温下で炭化ケイ素が空気に触れて二酸化ケイ素になることによって亀裂を埋める修復能力を持つことを発見したようです。
さらに、酸化マンガンを添加することによって修復に長時間かかっていたものが千度の高温下では役分くらいで修復されることが分かったようです。
今後は低温下でも修復されるように改良すれば電車などにも応用できるようになるようです。
今後が楽しみですね。

それでは今年は最後のブログになります。
来年からもよろしくお願いします。

石川

Tel.06-6480-7728